ひかり電話の番号を維持しながら別のフレッツ回線に付け替える方法

ひかり電話の番号を維持したまま、別の回線に付け替える方法を調べたのでそのメモ

背景

現在、(コラボではない)NTTのフレッツ光ネクストにひかり電話を追加契約して使っている。

本題

大きく2パターンあり、メリットデメリットがある

アナログ戻し

旧回線の番号をアナログ契約に戻してから、新回線のひかり電話に移行する。昔からある方法。

メリット

不必要な転用をする必要がない。
電話加入権は無くても可。
　＃無い場合は基本料金が数百円高くなるが、短期契約なのでほぼ影響なし。

デメリット

NTT発番の番号でないとアナログ戻し不可。
アナログ戻し&ひかり電話移行の2ステップ分工事費が発生。
　＃アナログ戻しで派遣+宅内配線が既になく再敷設だと結構な額に。
NTTのにねん割が切れていない場合、解約料が発生。
　＃自分の場合、まだにねん割が切れていないので、単純に解約すると解約料が発生する。転用の場合は免除。

事業者内での同番移行

同一住所でフレッツを2回線引いている場合、相互に番号を直接移行する事が出来る 場合がある(後述)。今回自分が関わった、NTT直契約と、enひかりに関しては、同一事業者間であれば可能との回答を得た。

メリット

転用は工事費が割安で済む可能性が高い。
転用の場合にねん割の解約料が免除。

デメリット

旧回線を新回線と同じ事業者に一旦転用する必要がある。
　＃NTTのフレッツ光ネクスト→enひかりのフレッツ光クロスのような、事業者を跨いで直接の移行は不可。
この方法が全ての事業者で可能かは不明。
解約金あり/日割りにならない事業者だと、番外編より割高になる可能性がある。ちなみにenひかりは日割りにならないため、タイミングには気を遣う必要がある。

[番外編]大人しく転用してコース変更

メリット

難しいことを考えないならコレが一番確実。

デメリット

新規契約特典が付かない場合が多い。
IPv4 over IPv6でプロバイダ変更が発生すると、設定が反映されるまで使えない期間が発生する場合がある。

費用比較

	アナログ戻し	事業者内同番移行	転用+コース変更
アナログ電話契約料	880
月額電話料(加入権なし) ※2145円/月を半月利用の想定	1072
光→アナログ工事費	3300～22000
アナログ→光工事費	4400～12650
にねん割り解約料	4950
転用手数料		2200	2200
新規契約手数料		3300
事業者内同番移行手数料		2200
enひかりネクスト基本料金 ※日割りなし		4620
コース変更工事費			2200～16500
	14602～41552	12320	4400～18700

enひかりのサポートに確認したところ、転用＋コース変更は「派遣工事になりそう」とのことで、ならばと新規契約で工事費無料の適用を受けることにしたが、思ったより安くならない。

クロス回線の設定に時間を取れる、どうしてもPPPoEが使いたい(IPv4 over IPv6じゃ嫌だ)と思った時に、ネクスト回線に戻しやすい、ここのネタが出来た、等もあるので、大幅に高くなければ気にしない方向で。

ちなみに、100Mbps→1Gbpsに変更する時も同じようなことをやりました。当時はアナログ戻ししか方法がなかったので、そっち経由で。

正確性はある程度気を使っていますが、制度や料金に関しては確認漏れや今後の変更等あるかと思うので、実行する際はご自身でよく確認されますよう。

出典

ひかり電話→アナログ工事費

工事費（加入電話・ライトプラン、加入電話、INSネット64、INSネット64・ライトを新規でお申込みいただいた場合の代表的な工事例）｜新規お申し込みの前に｜新規電話のお申し込み｜電話トップ

アナログ→ひかり電話工事費

初期費用 | ひかり電話（光IP電話） | フレッツ光公式 | NTT東日本 | 光回線のインターネット接続ならFLET’S光

enひかり

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その他　NTT・enひかりサポートに電話確認

実践編に続く…

背景

本題

アナログ戻し

事業者内での同番移行

[番外編]大人しく転用してコース変更

費用比較

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