アースターミナル付接地コンセントの隠れたデメリット

家のコンセントの改修に、アースターミナル付接地ダブルコンセント(WN11329)を使用していたところ、思わぬデメリットにぶち当たったので記載しておきます。


WN11329

製品概要

パナソニックでいう所のフルカラーであればWN11329、ワイド21であればWTF113238Wになります。

WN11329 品番詳細 – Vカタ/VAソリューションカタログ – Panasonic

WTF113238W 品番詳細 – Vカタ/VAソリューションカタログ – Panasonic

シリーズが違っても仕様はほぼ同じなので、以下の内容も共通です。

この商品の良い所は

「接地極付きプラグにも、アース線にも対応できること」

なのですが、以下のデメリットに気付いたので、3Pプラグのみで良い(アース線を繋ぐ予定のない)場所は、コレにしない方が良いと思いました。

現に私は最近作った自作OAタップでは、アースターミナル無しのWN1512Kを使用しています。

WN11329の隠れたデメリット

1. コンセントの間隔が狭い

まずはこれを見てもらえれば分かるかと思います。

左はアースターミナル無し、右はアースターミナル付きです。

アースターミナルがある方は、その分だけ上下のコンセントが近接しているのです。ACアダプタ、後付けの3Pプラグを使うと、上下で干渉して絶妙に差さらなかったりします。

そのため3Pプラグをメインで利用する予定であれば、アースターミナル無しのWK1512Kにしておく方が無難です。

#パナソニックのタフキャップ(WF5015W)を繋いだところ。
上下ともこのプラグにすると干渉して差さらない。

#実際自分の環境では、このコンセントに繋ぐのはOA機器や電源タップなので、コード側を3Pプラグにする方が、抜き差しや極性管理の観点でメリットが大きい。

2. 受け刃の接触範囲が狭い

これもこの画像を見てもらえれば分かるかと。

上から力をかけずにプラグの刃を入れた時に止まる位置が1-2mmほど違います。

画像だとそこまで気にならないかもしれませんが、実際使ってみるとこの感触の差は結構大きいです。「奥まで刺さないと電気が流れなくて安全」とも「接触面積が小さいので抜けやすくなって心配」とも取れます。

メーカー自身もパッケージで刃受けバネが奥の方にある事は認めています。

2021121100220024.PDF

#アース端子がある関係で、受け刃を奥の方にしか配置出来なかったのではないかと推察しました。
#実際使ってみて「2Pプラグだと結構簡単に抜けそう」という印象でした。

3. 価格が高い

アースターミナルという余分なギミックがある分高くなるのは当然なので、難癖みたいな項目ではありますが一応。

希望小売価格(税込)は

WN11329:1078円
WN1512K:715円

なので、1.5倍ほど違います。

商品の性質上、多数使うことが当たり前になるので、不必要にコストをかけてもねえ…と。

余談

電気工事士なら試しに買ってみて気に入らなかったら自分で付け替えれば良いじゃない。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です