ThinkPad X1 Carbon(2018/6th gen)のスリープ中の発熱が凄かったので、モダンスタンバイを切ってみる

Windows 10ではモダンスタンバイと呼ばれる
新しい省電力モードが実装されています。

その辺の設定でちょっとハマったので、備忘録的なものを。

 

参考:ASCII.jp:Windows 10の「モダンスタンバイ」って何?|ズバッと解決! Windows 10探偵団

モダンスタンバイという新しいスリープステート

具体的に今までのスタンバイと何が違うかというと、

  • スタンバイ状態のままWiFi接続を維持したり
  • メールを受信して通知を出したり
  • 音楽再生を続けたり

といった事が出来るらしい。

ただし、 モダンアプリ(UWPアプリ)限定で従来のWin32アプリは対応していない。

うん、タブレットならまだしも、普通のクラムシェル型PCではメリットなし!

 

そして、ThinkpadX1 Carbonをスタンバイ状態にすると、
確かに今までより復帰は早いものの、めっちゃ熱を持つ。

いちいち休止状態にするのも
復帰に時間がかかる(十~数十秒単位)ので使い勝手が悪すぎます。

しかも、powercfg /aコマンドで
サポートされるステートを調べたところ
従来ののスタンバイモード(S3)はサポートされていないと出ています!?

ThinkPad X1 Carbonでモダンスタンバイを無効にして従来のスタンバイを有効にする

色々いじっているうちに、BIOS設定を変更すれば良いことが分かりました。
やったね。

 

起動時に Enter>F1でBIOSに入ります。

Power>[Sleep State]の項目を、 Windows 10>Linuxに変更します。

これでS0が無効になって従来のS3スタンバイが有効になります。

表記がいかにも「Windowsはこっちで使え」的な雰囲気で
最初は何が変わるのか分かりませんでしたが、
実態はそういうことです。

変更してもWindows 10のまま使えます。

 

スタンバイからの復帰は少し(数秒)遅くなりましたが、
スリープ中に発熱することもなくなりました。

やったね!

 

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