出先で使うからには、ケーブルが細くて、接続部もコンパクトな電源タップが欲しいですよね。
でも現在お店で売っている電源タップは、異様にケーブルがゴツい物しかありません。
これは用途や長さに限らずそうです。
どんなに短くても、ACアダプタの分岐や持ち運び用だろうと、基本的に例外はありません。
一体何故でしょう?
もくじ
電気用品安全法(PSE)による制限
2012年に、いわゆる「延長コード」として販売するには、「こうしう仕様にしなさい」という制限がかかりました。「電源タップ」は呼び名が違うだけで、「延長コード」に該当するため、同様の制限を受けます。
その際に
- 定格容量は15Aまたは20A
- 二十被覆
にするよう(合致しないものは販売禁止)になりました。
https://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/file/example/a055.pdf
こういった制限が出来たのは
- 定格容量を超えた使用
- 不適切な利用によるコードの損傷
による事故が増えたという背景がありました。
使う側が定格を超えているか、コードが損傷するような使い方をしていないかを気にしていれば良かったのですが、実際にはそうはならなかったわけですね。
フールプルーフ(愚か者が使っても安全であること)としては合理的ではあります。
とはいえこの辺は抜け穴があり、
- ケーブルのみ
- プラグ+ケーブル(片側は切りっぱなし)
- 特定機器用(メガネケーブル、PC用の電源ケーブル等)
等は「延長コード」ではないため対象外です。
そのため、上記に該当するケーブルは、定格7Aや12Aのもの、二十被覆でないものを発見出来るかと思います。
定格容量が低い延長コードが欲しい状況
先に述べた通り、何でもかんでも定格容量が高く、耐久性の高い二十被覆のコードにすれば安心安全。
…とはいえ
- テーブルタップから10cm程度のコードでACアダプタに接続する場合
- 出先でモバイル機器を接続する場合
等はオーバースペックであり、逆に持ち運びや取り回しの面ではマイナスにしかなりません。
そういった理由で、敢えて定格容量が低い延長コードを愛用していました。
定格12A、コード長2m、タップ部分も小型で持ち運びには最適でした。
しかし経年劣化は避けられず、かと言って新調するにしてもケーブルが太くて扱いづらい製品しか売られておらず困りました。
定格容量が低い延長コードを自作する
無ければ自分で作れば良いということで、こんな感じの仕様で考えました。
- 定格7A
#出先でノートパソコンとスマホしか繋がないので必要十分 - コード長2m
#今まで使っていたコードと同じ長さ - 二十被覆ではない
- プラグやコンセント部はなるべくコンパクトに
目的の物を作るには
- プラグ付きケーブル
#「延長コード」に該当しないので、定格7A仕様も簡単に入手可能 - テーブルタップ(コード無しの単品)
をそれぞれ購入して組み合わせれば良いわけです。
というわけで一旦完成です。
とはいえ、テーブルタップ部分の部品は、小型を謳う市販品よりどうしても大きくなります。自分でコードを付け替えられるようになっている製品の宿命と言えばそうですが、もう少し何とかしたいものです。
(続く)

