QNAPからLAN内の他のPCを
Wake on LANできるように設定する方法。
QNAPの中身はlinuxみたいなものですが、、
「あのコマンド入ってない!!」「どうしたら良いんだ!?」等、
微妙に普通のlinuxと違うところが多くて難儀したのでそのまとめ。
もくじ
QNAPでWake on LANするメリット
単にWake on LANするだけだったら、
Windowsやlinuxのソフトで直接やれば良いだけなんです。
しかし、QNAPでWebベースでWake on LAN出来るようにしておくと、
何かと良い事が多いので、頑張って設定しました。
QNAPでやるメリットは、
- 端末とMACアドレスの一覧を個別に管理しなくて良い
- インターネット越しであっても問題なく動く
- 出来合いのルーター等より自由度が高い
あたりでしょうか。
端末とMACアドレスの一覧を集中管理できる
端末ごとにソフトを入れてMACアドレスを覚えさせていると、
端末を入れた際に、設定の反映が結構面倒です。
QNAP上で集中管理していれば、そこを変えるだけなのでラクチン!
インターネット越しであっても問題なく動く
インターネット側からルーター越しに
Wake on LANする方法もあるようですが、
ルーターあまり余計なポートを開けたくない。
しかし、ブラウザベースで作ってしまえば、
インターネットに接続してさえいれば良いので、
汎用性抜群です。
出来合いのルーター等より自由度が高い
最近のルーターには、MACアドレスを登録しておくと、
Wake on LAN出来る機種もあるようです。
しかし、明らかにオマケっぽい機能だったり、
後から手を入れてカスタマイズも何も出来ません。
その辺が 自由に出来て、機能を追加したりも出来るのが、
自分で作るメリットでしょう。
まとめ
QNAPでWake on Lanできるとどうやら便利そうなので、
頑張って設定してみよう。
つづく
余談
既にWindows+IIS+PHPで同じような環境は稼働しているのですが、
WindowsのWebサーバーは、じきに撤去したいと思い、
QNAPにその機能を移植したのでした。