分電盤から天井裏へのアクセスを確保したので、早速それを生かして家中に単独回路を引っ張ろう!という話
もくじ
使用材料
- 未来工業 モール用スイッチボックス Fタイプ 2ヶ用 MSB-F2 型式:MSB-F2SW
- パナソニック(Panasonic) モダンプレート6コ用 ホワイト WN6006SW
#上のスイッチボックスの色に合致するプレートはホワイト - パナソニック フルカラー埋込アースターミナル付接地ダブルコンセント WN11329
- パナソニック(Panasonic) 15A・20A兼用埋込アースターミナル付 接地コンセント フラット型 WN1932
- エスコ 差込形電線コネクター 差込み線数3本 x2個
- エスコ 差込形電線コネクター 差込み線数4本 x1個
#箱で買っても使い切れないので小分けに売ってる店で適当に購入 - 愛知電線 VVF ケーブル2芯 2.0mm 20m 灰色 VVF2×2.0M20
#30mが欲しかったけど20mしか手頃な通販で取り扱いが無かった - 愛知電線 VVFケーブル 3芯 2.0mm 30m 灰色 VVF3×2.0M30
- 日東工業 PN プチスリムサーキットブレーカ(コード短絡保護用瞬時付) 極数・素子数2P2E 20A フレーム(AF)30 PN32TA2P20A x2個
#100vは2P1Eでも良いけど、値段的に大差ないので両方2P2Eに
配線作業
分電盤から天井裏へ通線可能なのは確認済なので、あとは建物内の位置関係をイメージして、その通りに配線するだけ。
とはいえ工事中で壁が無いなら簡単だけど、既に建ってる家だとそれがとても大変なわけで…
1階天井裏→階段途中の蹴込み板から引き出し→壁沿いに露出配線→室内露出配線
とすることにした。
分電盤の下から通線ワイヤーを突っ込んでいくと
天井裏ににょきっと現れるので、それを引き出せばここは通線可能。
階段下の蹴込み板にドリルとカッターで穴を開け、VVF2.0-3C+VVF2.0-2Cが通る大きさを確保する。
階段裏側からケーブルが出てきたら、ケーブルキャッチャーで引き寄せて、分電盤の方まで持っていく。
モールで引き回そうと思ったものの、VVFケーブル2本が思ったよりゴツく、コレを収納出来るモールとなるとそっちもかなりゴツくなるので諦めて露出配線にした。この壁の向こうが目的の部屋。
こっち側はまだしも、階段側の折り返す部分はケーブルの撚れがひどく、ちょっとイマイチな仕上がりになってしまった。
コンセント類は繋ぐだけ。3芯の方を200v、2芯の方を100vにしてアースは渡り線。200vは後々送り配線でコンセントを増やす想定で、差込コネクタを入れておく。
未来工業の2連アウトレットボックスに収めて完成。
深さ33mmの浅型を使ったら、スリムな反面ケーブルの収納が大変だった。
ブレーカーの設定変更
最後にブレーカー側の配線をする。万が一があっても嫌なので、新設配線はブレーカー側の接続を最後にしている。
左から、2P1E(100v)、2P2E(100v)、2P2E(200v)。
200vを引くには2P2Eのブレーカーが必要なので、分電盤内で余っていなければ買ってくる。
2P2Eのブレーカーを引っこ抜くと、電圧、相切り替えの方法が書かれているので、それを参考に設定を変える。
反対側のカバーを開けると、電極が動かせるようになっているので、目的の設定にする。200vにする場合は、L1/L2の所に来るように。
さっきの画像の一番右が200vに変更済の回路。
あとは白/黒をL1/L2に、赤をアース端子に接続するだけ。
100vも同様。
動作確認
てなわけで、めでたく部屋に200vがやってきた!
100vも問題なし。
N/アース間電圧ほぼ0Vで、アースも取れてそう。
(写真ないけどアースと各電極で線間電圧は全部チェックした)